第03話 teatime
「慈善活動もいいとこだな・・・
まあ、お前なら1日100くらいの料金が妥当かも
しれないけどよ。」
「ちょっとあんたっ、ソレ失礼よ!!」
呆れ顔のエアニスに思わず顔を赤らめて怒るチャイム。
第04話 差し伸べられた見えない手
「どうしますか?僕が前のを相手にしましょうか?」
「どっちでもいいんじゃない?どうせ相手は雑魚みたいだし。」
「またそんないい加減に・・・。
そんな事ばっかり言ってると、いつか足元すくわれますよ?」
「それこそ、どうでもいい事だ。」
それは自分の命を軽んじている故の言葉。
第06話 エスコート
一呼吸の間を置き、空高く舞い上がった火炎球は爆発して夕刻の空を本当の紅蓮に染めた。
「なんだと ・ ・ ・ !?」
バルザックは次の攻撃を忘れ、エアニスの握る剣を見ていた。
剣を覆っていた鞘は墨になり、刀身をあらわにしていた。